究極のビオディナミ農法に拘り続け、テロワールを表現する
ラグラべラが属するD.O.コスタレス・デル・セグレは、スペインの北東部カタルーニャ州の西部に位置します。7つのサブゾーン(北からパリャス・ジュサ、アルテサ・デ・セグレ、セグリア、ライマット、ウルジェユ、ガリゲス、バユス・デル・リウ・コーブ)によって構成されており、ラグラべラは、州境西側のアラゴン州に面したセグリアにあります。
ラグラべラは4つの自社畑を保有しています。
弊社が取扱うワイン、オンラブランドは、その内の1つのブドウ畑「ビニャ・ヌリア」で育ったブドウで造られます。11.3ヘクタールの畑は14区画に分かれ、北はセラ・リャルガ山脈、南はリゲラ・リバルゴサナ川の間に位置しています。標高は350m、南西-北東向きの畑です。寒暖差は非常に激しく、夏は40℃まで上がり、冬は-5℃まで下がります。年間降水量は310mmと低いです。砂利で覆われた砂質土壌。ラルトレは、北-南向きの畑「マス・ラ・パラ」で栽培されたテンプラニーリョを使用。標高は750mとラグラベラの畑の中で最も高い畑です。これらの畑は生態系多様さを表現できるように拘りを持ってブドウを有機栽培+ビオデナミ農法で栽培します。自然環境を尊い、ラグラベラが100%保有するブドウ畑は、自然とのバランスを約束し、土壌をしっかり表現する独自性と確かな品質をもつワインが造られます。
ラグラべラは2つの畑を保有しています。その内の1つのブドウ畑、「ビニャ・デ・アルヘリ」は、11.5ヘクタールの畑で、14区画に分かれ、北はセラ・リャルガ山脈、南はリゲラ・リバルゴサナ川の間に位置しています。標高は200mで、地中海性の影響を受けた大陸性気候で、寒暖の差が非常に激しく、夏は40℃まで上がり、冬は、-5℃まで下がります。年間降水量は310mmと低いです。土壌は砂利で覆われたローム質。この土壌がもたらす生態系多様さを表現できるよう拘りを持って有機栽培+ビオデナミ農法でブドウは栽培されます。正光社ワイン事業部が取扱うワイン、オンラブランドやラルトレは、このビニャ・デ・アルヘリの畑で育ったブドウで造られます。
もう1つの畑は、カステーリョ・デ・ファルファンジャにあり、0.57ヘクタール。標高は400mです。このブドウ畑の樹齢は125年と古樹中の古樹です。大陸性/地中海性気候で、夏は37度まで気温が上昇、冬は–10度まで下がります。勿論こちらもビオデナミ農法でブドウを栽培しております。
ラグラべラの専属醸造家、イバン・ガジェーゴは生物学者でもあり、次世代へ住みやすい地球を残すために、自然環境の保護や汚染の最小化を実現させるための野心で溢れています。出身は、カタルーニャ州ティエラ・デ・ビニャス(ぺネデス)。ワイン醸造を学び、カタルーニャ最大手の1つであるワイナリー、ボデガス・トーレスや他2つのワイナリーでキャリアを積み、南仏のワイナリーでも醸造の経験があります。その後、2012年に醸造家としてラグラべラに加わります。その間ビオディナミ農法をも学び、それまでに得た知識と経験が備わったガジェーゴ氏の醸造哲学は、現在ラグラベラで十二分に発揮されています。
ラグラべラ醸造家 イバン・ガジェーゴ氏(左)と、輸出マネージャー セルヒオ・ガルシア氏(右)
ラグラべラが造るビオワインの生産量は年間約50,000本。ブドウ栽培からワイン造りまで、一貫して自然を尊う拘りは、ラグラべラワインでしっかり表現されます。ラグラべラワインは国内販売のみならず、現在は15か国へ広まっています。
<取扱ワイン>
ワイン名
オンラ・ブラン
ぶどう品種
ガルナッチャ・ブランカ60%、
シュナン・ブラン25%、
ソーヴィニョン・ブラン15%
ビンテージ
2015
種類
白ワイン
容量
750ml
希望小売価格
¥2,100
オンラ・ネグレ
ガルナッチャ75%、
カベルネ・ソーヴィニョン25%
2013
赤ワイン
750ml
¥2,300
ラルトレ
テンプラニーリョ100%
2018
赤ワイン
750ml
¥1,800