CAMBRICO

カンブリコ

品質分類・原産地呼称:D.O.Sierra de Salamanca/シエラ・デ・サラマンカ
ワイナリ-公式HP:https://cambrico.com/en/
標高:700m~850m
気候:地中海気候、大西洋気候
畑の所有面積:7ヘクタール(自社100%)
栽培:有機栽培
年間生産本数:約3万本

 

 

土着ぶどう品種「ルフェテ」のパイオニア

 

D.O.シエラ・デ・サラマンカのワイナリー「カンブリコ」は、シエラ・デ・フランシアに位置しています。
1999年、フェルナンド・マイジョ氏がカスティーリャ・イ・レオン州立農学技術協会と共に、
過疎化が進むEl Pocito村のブドウ畑の絶滅危惧種である土着品種「ルフェテ」を復活させるべく動き始め、
同時にブドウ畑を有機土壌にするべく改良を図りました。

 

 

 

 

 

 

 

土着ぶどう品種の研究や畑の有機転換と同時期にカンブリコを設立し
2002年にファーストヴィンテージをリリース。
バスク地方のミシュラン星付きレストラン、arzak, akelarre, martin berasategui,Gambaraにも
カンブリコのルフェテワインがオンリストしています。

 

 

 

 

 

 

 

オーナー兼醸造家フェルナンド・マイジョ氏は地元シエラ・デ・フランシアの出身。
サラマンカ大学で生物学の博士号を取得後、地元に戻り
絶滅危惧に陥っている土着ぶどう品種「ルフェテ」に着目し研究を始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

研究を重ねた末、果皮の質、色調、控えめなタンニン、高い酸度、そしてアロマの構成を鑑みると
「ルフェテ」は「ピノ・ノワール」と類似しているという結果にたどり着きました。
「ここシエラ・デ・フランシアは、11世紀にフランスのブルゴーニュ地方やガスコーニュ地方から人が移り住んだ歴史があり、その際に実生の直物や動物を現地から持ち連れてきたのではないか」と
フェルナンド氏は語ります。

 

 

 

 

 

 

<取扱ワイン>

 

 

   ビニャ・デル・カンブリコ・ルフェテ・ブランコ・グラニト 2019              
   Viña del Cámbrico Rufete Granito 2019

   

   タイプ:白ワイン
   品種:ルフェテ・ブランコ 100%
   アルコール度数:13.5%
   醸造/熟成:天然酵母よるアルコール発酵、シュール・リー。
               50%樽熟3カ月間、50%ステンレスタンク3カ月間。無清澄、無濾過。
   受賞・ポイント:GUíA PENíN 93ポイント
   希望小売価格:5,200円(税別)

 

   

   

  ビニャ・デル・カンブリコ・ルフェテ・ミランダ   2017           
  Viña del Cámbrico Rufete Tinto Miranda 2017

 

   タイプ:赤ワイン
   品種:ルフェテ・ティント 100%
   アルコール度数:13.5%
   醸造/熟成:天然酵母によるアルコール発酵、樽にてマロラクティック発酵。
                  6カ月間300Lフレンチオーク古樽にて熟成。無清澄、無濾過。
   受賞・ポイント:GUíA PENíN 92ポイント
   希望小売価格:3,800円(税別)